- 2009-04-15 (Wed) 00:00
- 連載コラム
早いもので、もう4月になりましたね。
日本は花見の真っ只中で、街を歩くと新入社員の姿を目にする機会も増えてきました。
3月に高校や大学を卒業して、4月からオーストラリアに来た方も多いのではないでしょうか。
日本では、1月に次いで4月は新しい門出の季節です。
そんな季節に合わせて、今回は目標設定について書いてみようと思います。
日本は花見の真っ只中で、街を歩くと新入社員の姿を目にする機会も増えてきました。
3月に高校や大学を卒業して、4月からオーストラリアに来た方も多いのではないでしょうか。
日本では、1月に次いで4月は新しい門出の季節です。
そんな季節に合わせて、今回は目標設定について書いてみようと思います。
第19回 明確な目標設定が確実な結果を生む
ビジネスに限らず、何かに取り組もうとする場合、明確な目標設定が出来るのと出来ないのとでは大違いである。
しかし、明確な目標がないまま、何かに取り組んでしまっている場合も多いのではないだろうか。そういう場合の多くは、なんで自分はこんなことをしているのだろう?と悩んでしまったりするものである。
ワーキングホリデーでオーストラリア生活を楽しむ場合でも、明確な目標を持って1年間もしくは2年間を過ごすのと、何も考えずに日々を過ごして帰国の時期になるのとでは、大きな違いがあるだろう。
とはいっても、自分の目標が分からないからワーキングホリデーでオーストラリアに来てみたという人もいるだろう。それはそれで意味がないわけではなく、自分探しというしっかりとした理由なのだが、その自分探しを何のためにやるのか、その部分をきちんと考えておくことによって、毎日見るものや体験したことから得る気づきも変わってくるのではないだろうか。
たとえば、自分が本当にしたいことが何なのか分からないからワーキングホリデーでオーストラリアに来てみたのであれば、流れのままに毎日を過ごすのではなく、常に、自分が本当にしたいことは何なのか?ということを頭において毎日を過ごすだけで、日々の生活の中から色々な発見があるだろう。
そして、自分が本当にしたいことは何なのか?将来したい仕事は何なのか?自分は何になりたいのか?自分の住む場所はどこなのか?というように、日々自分自身に問いかけながら、本当の目標を探していくことで、オーストラリアで取り組むべきことも明確になってくるのである。
目標は高ければ高いほど良い。しかし、絶対に届かない目標では意味がない。
なぜなら、絶対に届かない目標は、自分自身が信念を持って取り組めないからである。
当たり前のことだが、それを分かっていない人が多すぎるような気がする。
夢は?と聞かれて、現実的な夢を語るのか、空想的な夢を語るのかでは、大違いなのである。
もちろん、同じ夢を持っていても、語る人によって、それが現実的なのか空想的なのかが違ってくるだろう。
たとえば、宇宙飛行士になりたいという夢を持っている人がいたのであれば、それが現実的なのか空想的なのかは、その人の日々の取り組み方によって違ってくる。
私の持論に、『夢は信念を持って取り組めば、確実に実現する』という言葉があるのだが、もし本当に宇宙飛行士になりたいのであれば、その夢に対して信念を持って、日々の生活の中の小さな取り組みに対しても、宇宙飛行士になるための意味を持たせることが出来るはずである。
宇宙飛行士について何も調べないで、宇宙飛行士になりたいと言っていてもかなうはずがないが、宇宙飛行士になるために信念を持って取り組むのであれば、まずは宇宙飛行士になる方法を調べて、その課題をクリアするには自分にとって何が必要なのかを明確にし、その課題をクリアするために日々取り組むことになるだろう。
そして、その課題を一つ一つクリアしていくことで、夢が少しずつ現実に近づいてくるのだ。
もうひとつ重要なのは、かならず長期の視点で目標を立てるということ、そして、具体的な期日を決めることである。
私は、大学時代に、空手道の合宿でスイス軍に20日間滞在したことがあるのだが、その時にトレーニングの一環として大きな湖に出かけて、湖の真ん中にある飛び込み台に向かって全員で泳いだことがある。
大きな湖で泳いだことがある方は想像しやすいと思うが、湖は海と違って淡水でありながら波があるので、同じ距離を泳ぐにしても海よりもキツイのである。まっすぐに泳いでいると思っていても、知らない間に横に流されてしまったりもするのだ。
単純に湖の真ん中の飛び込み台を目標にして泳いでいても、辿り着けそうで辿り着けない。
そこで、湖の真ん中の飛び込み台ではなく、遠くにある山や陸地にある建物を目指し、その通過地点として飛び込み台を通るようにして進むと、知らないうちに流されたりもせず、なんとか飛び込み台に辿り着くことが出来るのである。
もし、飛び込み台に辿り着く途中に、浮きなどが浮いていたとして、遠くの景色を目指さずに、浮きを目指して泳いでいたとしたら、浮きを目指して泳いでいるつもりが、実は飛び込み台からは離れていってしまったり、浮きに辿り着いた時点で体力を使い果たしてしまうこともあるだろう。
人生の目標設定やビジネスの目標設定においても、このように長期の目標から落とし込んで中期、短期の目標を設定することが重要である。
近くにある目標ばかり見ていては、いつまでたっても本当の目標に辿り着けないまま、人生の湖で漂流してしまいかねない。
長期目標を宇宙飛行士になることと定めるのであれば、いつまでに宇宙飛行士になるのかという期日を決めて、その目標を達成するための中期の目標を立てるのである。
たとえば、宇宙飛行士になるために、どれくらいの体力が必要なのかを調べて、それに見合う体力をつけることが中期の目標であり、そのためのトレーニングを行う必要がある。
トレーニングを行うための資金を貯めるという短期の目標もあるかもしれない。
そして、その資金を貯めるための方法を考える必要があるのだ。
もちろん体力だけで宇宙飛行士になれるわけではないので、知識や経験など、他にもたくさんの中期目標を設定し、それを全てクリアしていくことで、最終目標である宇宙飛行士に近づいていくのである。
目標を実現するための方法を考える場合には、1H+5Wで考えると良い。
2月のコラムで、□□すれば○○になるという考え方ではなく、○○するために□□すると考えることが重要と触れたが、○○するために行う□□を見誤らないためには、そのための根拠が必要である。
○○という目標を達成するために□□するというHowが間違えていないかどうか判断するために、かならずWhyを考えて根拠を導き出すのである。
Whyの次には、What、When、Who、Whereが続く。
つまり、なぜこれをやる必要があるのか? なぜ今やる必要があるのか? なぜこの人とやる必要があるのか? なぜここでやる必要があるのか? と、自分の意思決定に対して常に疑問を投げかけることで、その方法を実行することの必然性が明確になる。
もしかすると、今やるべきことではないのかもしれない。他の事をした方が良いかもしれない。この人と組まなくても良いのかもしれない。ここでやる必要はないのかもしれない。
そういう問いを常に自分の中で持つことにより、物事に優先順位をつけやすくなり、その時に取り組む必要があるものが明確になる。
必ずしも今やる必要がないことは捨てて、今取り組むべきことだけに集中することが出来るようになるのである。
特にビジネスにおいては、良い話というのはいくらでも出てくる。
会わせたい人がいるという話で会いに行っても、それが実際に自分にとってプラスになるとも限らない。そのための感覚は常に鋭くしておく必要がある。
そういう話の全てに耳を傾けていては、周りの人の言葉に惑わされてしまい、いつまでたっても目標に辿り着けないままに、本当の目標を見失ってしまうこともあるだろう。
しかし、自分が取り組むこと全てに必然性を持たせておけば、たとえそれが結果的に遠回りになったり、実現できなかったとしても、将来的に考えて貴重な経験になったり、他のものを得たりするのである。
私は、人生において不必要な経験などひとつもないだろうと信じている。
全ての経験が自分の人生をより深くするための糧となるのだ。
しかし、こと夢や目標の実現という意味では、少しでも効率よくその目標に近づけるように行動するべきなのである。
ぜひ、長期の目標を明確にし、そこから中期、短期の目標に落とし込んでみていただきたい。
そして、常に1H+5W の精神で目標実現に向かって取り組んでいただき、少しでも早くあなたの目標が実現できる日を楽しみにしたい。
さて、このコーナーでは、『ブランディング』や『マーケティング』『PR』『集客』に関する、みなさんからの質問を募集しています!
また、私への質問やコラムで取り上げて欲しい話題についても大募集しています。
いつでも気軽にご連絡下さい。
ビジネスに限らず、何かに取り組もうとする場合、明確な目標設定が出来るのと出来ないのとでは大違いである。
しかし、明確な目標がないまま、何かに取り組んでしまっている場合も多いのではないだろうか。そういう場合の多くは、なんで自分はこんなことをしているのだろう?と悩んでしまったりするものである。
ワーキングホリデーでオーストラリア生活を楽しむ場合でも、明確な目標を持って1年間もしくは2年間を過ごすのと、何も考えずに日々を過ごして帰国の時期になるのとでは、大きな違いがあるだろう。
とはいっても、自分の目標が分からないからワーキングホリデーでオーストラリアに来てみたという人もいるだろう。それはそれで意味がないわけではなく、自分探しというしっかりとした理由なのだが、その自分探しを何のためにやるのか、その部分をきちんと考えておくことによって、毎日見るものや体験したことから得る気づきも変わってくるのではないだろうか。
たとえば、自分が本当にしたいことが何なのか分からないからワーキングホリデーでオーストラリアに来てみたのであれば、流れのままに毎日を過ごすのではなく、常に、自分が本当にしたいことは何なのか?ということを頭において毎日を過ごすだけで、日々の生活の中から色々な発見があるだろう。
そして、自分が本当にしたいことは何なのか?将来したい仕事は何なのか?自分は何になりたいのか?自分の住む場所はどこなのか?というように、日々自分自身に問いかけながら、本当の目標を探していくことで、オーストラリアで取り組むべきことも明確になってくるのである。
目標は高ければ高いほど良い。しかし、絶対に届かない目標では意味がない。
なぜなら、絶対に届かない目標は、自分自身が信念を持って取り組めないからである。
当たり前のことだが、それを分かっていない人が多すぎるような気がする。
夢は?と聞かれて、現実的な夢を語るのか、空想的な夢を語るのかでは、大違いなのである。
もちろん、同じ夢を持っていても、語る人によって、それが現実的なのか空想的なのかが違ってくるだろう。
たとえば、宇宙飛行士になりたいという夢を持っている人がいたのであれば、それが現実的なのか空想的なのかは、その人の日々の取り組み方によって違ってくる。
私の持論に、『夢は信念を持って取り組めば、確実に実現する』という言葉があるのだが、もし本当に宇宙飛行士になりたいのであれば、その夢に対して信念を持って、日々の生活の中の小さな取り組みに対しても、宇宙飛行士になるための意味を持たせることが出来るはずである。
宇宙飛行士について何も調べないで、宇宙飛行士になりたいと言っていてもかなうはずがないが、宇宙飛行士になるために信念を持って取り組むのであれば、まずは宇宙飛行士になる方法を調べて、その課題をクリアするには自分にとって何が必要なのかを明確にし、その課題をクリアするために日々取り組むことになるだろう。
そして、その課題を一つ一つクリアしていくことで、夢が少しずつ現実に近づいてくるのだ。
もうひとつ重要なのは、かならず長期の視点で目標を立てるということ、そして、具体的な期日を決めることである。
私は、大学時代に、空手道の合宿でスイス軍に20日間滞在したことがあるのだが、その時にトレーニングの一環として大きな湖に出かけて、湖の真ん中にある飛び込み台に向かって全員で泳いだことがある。
大きな湖で泳いだことがある方は想像しやすいと思うが、湖は海と違って淡水でありながら波があるので、同じ距離を泳ぐにしても海よりもキツイのである。まっすぐに泳いでいると思っていても、知らない間に横に流されてしまったりもするのだ。
単純に湖の真ん中の飛び込み台を目標にして泳いでいても、辿り着けそうで辿り着けない。
そこで、湖の真ん中の飛び込み台ではなく、遠くにある山や陸地にある建物を目指し、その通過地点として飛び込み台を通るようにして進むと、知らないうちに流されたりもせず、なんとか飛び込み台に辿り着くことが出来るのである。
もし、飛び込み台に辿り着く途中に、浮きなどが浮いていたとして、遠くの景色を目指さずに、浮きを目指して泳いでいたとしたら、浮きを目指して泳いでいるつもりが、実は飛び込み台からは離れていってしまったり、浮きに辿り着いた時点で体力を使い果たしてしまうこともあるだろう。
人生の目標設定やビジネスの目標設定においても、このように長期の目標から落とし込んで中期、短期の目標を設定することが重要である。
近くにある目標ばかり見ていては、いつまでたっても本当の目標に辿り着けないまま、人生の湖で漂流してしまいかねない。
長期目標を宇宙飛行士になることと定めるのであれば、いつまでに宇宙飛行士になるのかという期日を決めて、その目標を達成するための中期の目標を立てるのである。
たとえば、宇宙飛行士になるために、どれくらいの体力が必要なのかを調べて、それに見合う体力をつけることが中期の目標であり、そのためのトレーニングを行う必要がある。
トレーニングを行うための資金を貯めるという短期の目標もあるかもしれない。
そして、その資金を貯めるための方法を考える必要があるのだ。
もちろん体力だけで宇宙飛行士になれるわけではないので、知識や経験など、他にもたくさんの中期目標を設定し、それを全てクリアしていくことで、最終目標である宇宙飛行士に近づいていくのである。
目標を実現するための方法を考える場合には、1H+5Wで考えると良い。
2月のコラムで、□□すれば○○になるという考え方ではなく、○○するために□□すると考えることが重要と触れたが、○○するために行う□□を見誤らないためには、そのための根拠が必要である。
○○という目標を達成するために□□するというHowが間違えていないかどうか判断するために、かならずWhyを考えて根拠を導き出すのである。
Whyの次には、What、When、Who、Whereが続く。
つまり、なぜこれをやる必要があるのか? なぜ今やる必要があるのか? なぜこの人とやる必要があるのか? なぜここでやる必要があるのか? と、自分の意思決定に対して常に疑問を投げかけることで、その方法を実行することの必然性が明確になる。
もしかすると、今やるべきことではないのかもしれない。他の事をした方が良いかもしれない。この人と組まなくても良いのかもしれない。ここでやる必要はないのかもしれない。
そういう問いを常に自分の中で持つことにより、物事に優先順位をつけやすくなり、その時に取り組む必要があるものが明確になる。
必ずしも今やる必要がないことは捨てて、今取り組むべきことだけに集中することが出来るようになるのである。
特にビジネスにおいては、良い話というのはいくらでも出てくる。
会わせたい人がいるという話で会いに行っても、それが実際に自分にとってプラスになるとも限らない。そのための感覚は常に鋭くしておく必要がある。
そういう話の全てに耳を傾けていては、周りの人の言葉に惑わされてしまい、いつまでたっても目標に辿り着けないままに、本当の目標を見失ってしまうこともあるだろう。
しかし、自分が取り組むこと全てに必然性を持たせておけば、たとえそれが結果的に遠回りになったり、実現できなかったとしても、将来的に考えて貴重な経験になったり、他のものを得たりするのである。
私は、人生において不必要な経験などひとつもないだろうと信じている。
全ての経験が自分の人生をより深くするための糧となるのだ。
しかし、こと夢や目標の実現という意味では、少しでも効率よくその目標に近づけるように行動するべきなのである。
ぜひ、長期の目標を明確にし、そこから中期、短期の目標に落とし込んでみていただきたい。
そして、常に1H+5W の精神で目標実現に向かって取り組んでいただき、少しでも早くあなたの目標が実現できる日を楽しみにしたい。
さて、このコーナーでは、『ブランディング』や『マーケティング』『PR』『集客』に関する、みなさんからの質問を募集しています!
また、私への質問やコラムで取り上げて欲しい話題についても大募集しています。
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- 明確な目標設定が確実な結果を生む from 小林良正 / 縁出家 プロデューサー
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